株式会社唐津ケーブルテレビジョンの第21期定時株主総会を、6月30日、唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開催しました。

総会では、中村隆代表取締役社長を議長に、はじめに第21期の営業報告を行いました。
第21期は、新型コロナウイルス感染症の影響による「巣ごもり需要」の拡大で、動画配信サービスの利用が増え、ケーブルテレビ業界全体がインターネット契約数を大きく伸ばしたこと、またこうした情勢に加え、契約から開通までの期間を通信大手事業者より大幅に短縮する取り組みで、前期以上の実績をあげたことを報告しました。
一方、多チャンネル事業については、好調な動画配信サービスに押される形で事業規模の縮小が続いていることを説明しました。

続いて、今後の課題として地域の通信サービスの均一な高度化を挙げ、それを達成するために行政機関と調整・連携を重ねるほか、大手通信事業者との協業も視野に入れて進めていくことなどを報告しました。

この後、財務諸表の説明に続いて決議事項に移り、「第21期貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書及び個別注記表承認の件」「第21期剰余金の配当案承認の件」「任期満了に伴う取締役選任の件」「定款一部変更承認の件」の４議案が株主の審議を経て原案通り可決されました。

このうち、４号議案の定款一部変更は、商号の変更に関するもので現行の「株式会社唐津ケーブルテレビジョン」を「株式会社ぴーぷる」とすることが決まりました。
これは、通信事業の比率が年々増加する中、業態の変化に合わせた社名変更で昭和４８年からコミュニティチャンネルの愛称として市民に親しまれている「ぴ～ぷる」を社名にしたものです。

なお、この後開かれた第1回取締役会で議決された新執行体制は以下のとおりです。