総会では、中村隆代表取締役社長を議長に、はじめに第19期の営業報告を行いました。
第19期は、携帯電話・映像配信事業者との競争激化、視聴形態の多様化や技術革新に伴う新サービスが求められている現状を踏まえ、高度ＢＳ放送(４Ｋ放送)を送信できるよう機器の更新を行い新技術に対応する準備を進めたこと、また宅内Wi-Fiに関する提案型営業を継続することでインターネット契約数を伸ばしたことなどを報告しました。

続いて、今後の課題および令和元年度事業計画6項目の報告を行い、令和元年度から開始予定の施設のＦＴＴＨ化について、新旧方式の違い、メリット・デメリット、移行までのロードマップなどを説明しました。ＦＴＴＨとは「ファイバー・トゥ・ザ・ホーム」の頭文字を取ったもので、これまでのＨＦＣ方式と異なり各家庭に引き込むケーブルまで光ファイバーで一貫する方式で、超高速化、伝送品質の安定化などが期待されており、令和元年度の調査・設計を皮切りに７年計画で進めていく予定です。

この後、財務諸表の説明に続いて決議事項に移り、「第19期貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書及び個別注記表承認」の件、「第19期剰余金の配当案承認」の件、「取締役及び監査役選任」の件の３議案が株主の審議を経て原案通り可決されました。
 

なお、この後開かれた第１回取締役会で議決された新執行体制は以下のとおりです。

代表取締役　　中村　隆
常務取締役　　山下　善史郎
取締役　　　　亀井　信一
取締役　　　　松本　謙一郎
取締役　　　　渕上　康児
監査役　　　　山口　眞策
監査役　　　　西村　龍一郎
監査役　　　　脇山　伸太郎