株式会社唐津ケーブルテレビジョンの第17期定時株主総会が、6月27日、唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開催されました。

総会では、中村隆代表取締役社長を議長に、はじめに第17期の営業報告が行われました。
第17期は、各地でパソコン相談会を開催したり、小中学校でインターネット安全教室を開くなど、地域に寄り添った営業活動を行ったこと、３か年計画で実施していたアンプのオーバーホールを完了し、施設の耐用年数を延長できたこと、 インターネット事業においては、加入者宅への訪問頻度を上げたり、アフターケアの充実に努めるなどした結果、昨期以上に加入者数を伸ばすことができたことなどが報告されました。

続いて、今後の課題および平成29年度事業計画7項目の報告が行われ、 2018年に始まる高度ＢＳ放送による４Ｋ放送に対応すべく、低コストでの設備の更新・改修を目指していくこと、テレビ離れやスマートフォンの台頭など、ケーブルテレビを取り巻く環境が激変する中、公共性と事業性のバランスを保ちながら、環境に応じた発展を遂げていく必要があることなどが説明されました。

この後、財務諸表の説明に続いて決議事項に移り、「第17期貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書及び個別注記表承認」の件、「第17期剰余金の配当案承認」の件、「任期満了に伴う取締役選任」の件の3議案が、株主の審議を経て原案通り可決されました。

なお、この後開かれた第1回取締役会で議決された取締役の顔ぶれはご覧のとおりです。

代表取締役　　中村　隆
常務取締役　　山下　善史郎
取締役　　　　亀井　信一
取締役　　　　松本　謙一郎
取締役　　　　渕上　康児