2015/07/03

株式会社唐津ケーブルテレビジョンの第１５期定時株主総会が、６月２５日、二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開催されました。

総会では、中村隆代表取締役社長を議長に、まず第15期の営業報告が行われました。
第15期は、新たな資金の投入も少なく、新技術への対応や災害などに備え、会社の体力を増強した一年であったこと、インターネット事業については、加入者宅への訪問頻度を高めるなどして新規契約を増やした一方、大手通信事業者のエリア拡張で解約も発生したこと、自社開発した「防犯カメラシステム」が来期も新たな箇所に採用予定であること、３月２４日に地上デジタル放送のアナログ変換放送を混乱なく終了したことなどが報告されました。

続いて、平成27年度の事業計画７項目について説明が行われました。
このうち「無線インターネット環境の充実」については、モバイル機器を使用する人の多くが家庭内で無線契約が重複し、料金的に非効率を招いている事から、今後は適切な無線環境の構築を促し、契約者の利益につなげていくこと、「データ放送の再構築およびデータ放送を使ったラジオ再放送」に関しては、データ放送を使ってＦＭやＡＭなどのラジオ放送をテレビで聞けるサービスを開始する計画であることなどが報告されました。

この後、財務諸表の説明に続いて決議事項に移り、「第15期貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書及び個別注記表承認」の件、「第15期剰余金の配当案承認」の件、「取締役及び監査役選任」の件の３議案が、株主の審議を経て原案通り可決されました。

なお、この後開かれた第１回取締役会で議決された新執行体制は以下のとおりです。

代表取締役　　中村　隆
常務取締役　　山下　善史郎
取締役　　　　亀井　信一
取締役　　　　松本　謙一郎
取締役　　　　馬渡　雅敏
監査役　　　　岸本　英雄
監査役　　　　山口　眞策
監査役　　　　西村　龍一郎