株式会社唐津ケーブルテレビジョンの第20期定時株主総会を、6月26日、唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開催しました。

新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、様々な対策を取って開催した総会では中村隆代表取締役社長を議長に、はじめに第20期の営業報告を行いました。
第20期は、動画や番組をインターネットを通じて視聴できるＯＴＴサービスなど、通信分野の放送分野への進出が一段と進んだことを背景に、通信事業では堅調に加入者数を延ばした一方で、放送事業では多チャンネル事業が縮小傾向を辿ったこと、新たに始めた４Ｋ放送サービスも大きな需要に至っていない状況などを報告しました。

続いて、今後の課題と、令和２年度の事業計画6項目の報告を行い、通信の放送への進展の速度が予想以上に速いことを受け、基盤となる放送事業を大切にしながらも、今後は通信分野へと事業主体をシフトしていく必要があることなどを説明しました。

この後、財務諸表の説明に続いて決議事項に移り、「第20期貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書及び個別注記表承認」の件、「第20期剰余金の配当案承認」の件の2議案が株主の審議を経て原案通り可決されました。

最後に危機管理顧問として新たに就任した山口俊夫氏をはじめ、現執行部を紹介して閉幕しました。